フリーランスは、LINEPay請求書支払いで決済して良いもの・ダメなものがあります。LINEPay請求書支払いは、領収書が発行されません。決済できる公共料金と税金のうち領収書が必要な決済と必要ない決済をまとめました。
フリーランスがLINEPay請求書支払いで公共料金を支払う場合?
フリーランスが、電気代・ガス代・水道料金を支払う場合、気をつけることは、自宅で仕事をしているかどうかです。
自宅で仕事をしている場合は、支払い通知書を持って支払い領収書を貰う。
または、請求書がきて、引き落としになっていると思います。
領収書であれば、1枚で経費として証明。請求書であれば、請求書と通帳の引き落としで証明となります。
LINEPay請求書支払いは、コンビニにさえ行く必要がなく、決済が出来ます。とても便利です。
ただし、今のところ、領収書の発行が出来ません。
そのため、自宅で仕事をしている場合。自宅の公共料金を事業として使用している場合、経費になります。(使用割合で按分要)
コワーキングスペースのみで仕事をしている場合、他に事務所を借りている場合は、自宅の公共料金を経費として証明する必要がありません。
LINEPay請求書支払いで支払って問題ないです。
自宅で仕事をしている場合は、コンビニ支払いで領収書を貰うか、請求書と引き落とし通帳で証明を選ぶべきです。
今後、LINEPay請求書支払いで領収書について改定があれば、追記したいと思っています。
フリーランスがLINEPay請求書支払いで税金を支払う場合?
税金のうち、地方税がLINEPay請求書支払いで支払うことが出来ます。
福岡市の場合だと以下の地方税が支払い可能です。
- 軽自動車税
- 個人市県民税(普通徴収)
- 固定資産税・都市計画税
- 固定資産税(償却資産)
このうち個人市県民税(普通徴収)は、フリーランスの経費になりませんので、LINEPay請求書支払いで支払ってよいです。
- 軽自動車税
- 固定資産税
上記2税目だと、軽自動車税であれば、仕事で車を使っているか?
固定資産税は、自宅を仕事で使っているか?状況によります。
仕事で使っている場合は、LINEPay請求書支払いで支払わない方がよいです。
- 固定資産税(償却資産)
固定資産税のうち、10万円以上の内部造作、構築物、器具備品を150万円以上所有すると償却資産税がかかります。
事業用として経費になる税金ですので、LINEPay請求書支払いで支払わない方がよいです。
LINEPay請求書支払いに必要なもの
LINEPay請求書支払いに必要なものは、以下の3つです。
- インターネット通信が可能なバーコードが読み込めるスマートフォン
- スマートフォンの「LINE」アプリ(「Google Play」または「App Store」から無料通信アプリ「LINE」をインストール)
- コンビニ用納付書(30万円以下のコンビニ納付用バーコードも利用可)
手数料と還元率は?
手数料は、無料。還元率は、0.5%~2%です。
まとめ
フリーランスが自宅を仕事場にしていなければ、公共料金の電気代・ガス代・水道代をLINEPay請求書支払いで決済して良いです。
フリーランスにとって経費にならない税金。個人市県民税(普通徴収)は、LINEPay請求書支払いで決済して良いです。
自宅や車にかかる税金は、経費になるので、領収書を貰っておくべきです。
LINEPay請求書支払いの良い所は、コンビニ用納付書で30万円以下であれば、自宅から外出せずに、納付が出来るところが便利です。
これから領収書の発行方法が変わってくれば、もっと便利になる可能性があります。
今のところは、経費にするものは、LINEPay請求書支払いで支払いしない方が良いです。
最後に
編集後記
2日前の日経新聞で、LINE Fukuoka(福岡市)は、LINEのアプリで行政サービス・粗大ゴミの受付サービスが実施されているとのことでした。
福岡市では、市の20窓口・39の公共施設で住民票の発行手数料や施設使用料が出来るようになっています。
そんな市民の利便性とフリーランスにとっての経理の影響を考えて、今回の記事に至りました。
金曜日は、法人の監査で北九州という一日でした。
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