創業時において、どこの銀行を選ぶか?どのような手続きや書類が必要か?ネット銀行のセキュリティや補償は
どうなっているのか?について解説します。
※中洲かじ本店で食事(実家の飲食店)
どこの銀行を選ぶか?
銀行は、都市銀行、地方銀行、信用金庫などと、ネット銀行により大きく分かれます。
一番の違いは、店舗があるかないかです。
それぞれのメリットとデメリット違いを図にすると
このような感じです。
都市銀行・地方銀行・信用金庫 | ネット銀行 | |
メリット | 〇多くの企業で活用されている実績がある
〇口座があることで取引先の信用度が増す |
〇簡単に口座開設できる(最短翌日)
〇手数料が安い 〇利用時間が長い |
デメリット | ●口座開設に時間と手間がかかる(1~2週間)
●手数料が高い ●利用時間に制限がある |
●対応できない取引がある(融資返済、社会保険料引き落としなど)
●セキュリティや補償が不安 |
それぞれ一長一短があることが分かります。
私のオススメは借入先の銀行で1口座。ネット銀行で1口座をもつというのが
オススメです。
どのような手続きや書類が必要か?
ネット銀行はWebや郵送で手続きが済みます。
それ以外の銀行では、以下の書類などを揃えて銀行へ出向く必要があります。
出来ればフォーマルやビジネスフォーマルの服装が良いと考えます。
必須
①履歴事項全部証明書
②会社実印
③銀行届印
④運転免許書などの本人確認
金融機関による
①代表者印鑑証明書
②法人設立届出書の控え
③オフィス賃貸契約書
あると望ましい
①事業計画書
②会社案内・パンフレット
銀行によって必要書類が違いますので、ホームページ等で
事前に確認をしましょう。
ネット銀行のセキュリティや補償は?
ネット銀行のメリットは、PCやスマートフォンで口座状況を確認(どこでも)できます。
また、時間を問わず口座状況を(いつでも)確認できます。
さらに、手数用が安く、金利が高いことが魅了です。
ただ、ネット銀行は、セキュリティや保障が心配で利用しない方も
多いのではないでしょうか?
例えば、ジャパンネット銀行では、「トークン」という
1度だけ有効なパスワードを発行する機械で不正利用を
防ぐこと。
万が一のときに保障制度があり、見知らぬ第三者に
不正利用があったときは被害額を補償する保険がついています。
まとめ
ネット銀行以外とネット銀行ではそれぞれメリットとデメリットがある。
それぞれ1口座ずつ作成してはどうでしょうか。
ネット銀行では、「トークン」と補償制度のある銀行
を選んで不正被害に備えてはいかがでしょうか。
■編集後記
昨日はオフ。
金曜日は、午前にデータ入力。午後は株式評価を
していました。
実家のお店「中洲かじ本店」で久しぶりに
家族で食事しました。
■「1日1新」
白子茶わん蒸し(写真はInstagramに)