創業時に自己資金で足りなければ、融資を受けることも選択肢の一つです。
融資の制度・メリット・注意点についてまとめました。
※キャンプ場の朝焼け 阿蘇キャンプにて
日本政策金融公庫の融資に申し込む
制度・条件 | メリット | 注意点 |
■限度額:3000万円(うち運転資金1500万円)
■金利:0,86~2,75% ■返済期間:設備資金20年以内(運転資金7年以内) |
〇一般に比べて金利が低い
〇創業前でも申し込みできる 〇無担保、無保証(借入金額による) 〇制度融資に比べると早く結論が出る(2~3週間) |
▲しっかりとした事業計画があることが前提 |
日本政策金融公庫とは、国の政策のもと民間の金融機関の補完を行う金融機関で、起業家にとって基本的な
資金調達先のひとつです。
また、経済振興の役割を担っている政府系金融機関であるため、低金利で融資を受けられます。
いつでも申し込める上、上限金額も大きいです。
無担保・無保証で融資を受ける事ができます。
ただし、不動産などの担保をつけると利率が安くなります。
制度融資に申し込む
福岡県の制度融資は、商工会議所・商工会が受付窓口になります。
以下で福岡の制度融資についてまとめました。
制度・条件 | メリット | 注意点 |
■新規創業資金
■限度額:2,000万円 ■55歳以上であれば限度額:1,000万円 ■返済期間:運転資金7年以内、設備資金10年以内、据置期間2年以内 |
〇保証料0%
〇融資利率1,2~1,3% 〇無担保 |
▲申し込みから実行まで1ヶ月
▲保証人は、法人の場合、原則代表者。個人は不要。 |
保証料がなく、保証人も法人の場合は、代表者。個人の場合は、不要です。
融資利率が1,2%~1,3%と日本政策金融公庫より安い場合があります。
限度額と審査は、日本政策金融公庫より厳しくなります。
地方銀行・信用金庫・信用組合に融資を申し込む
制度・条件 | メリット | 注意点 |
■金融機関により違う | 〇独自に創業者向け融資制度を用意している場合がある
〇地域内で紹介や情報提供をしてもらえるケースがある |
▲大手金融機関ほどではないが金利負担が大きい |
創業時における選択肢としては、地域との関係性を作る。金融機関との関係を作るという意味があります。
上の2つに比べると金利負担も大きいですが、関係性を作り、紹介や情報提供をしてもらえる事が
あります。
第3の選択肢として考えてみましょう。
■編集後記
阿蘇の朝焼けがとても綺麗でした。バーナーを持って行ってたので
コーヒーとトーストを食べながら朝焼けを見て安らぎの時間が
過ごせました。
■「1日1新」
タープ、キャリーカート、アウトドアチェア