人事労務freeeの研修を受講しました。年末調整の便利な資料収集のやり方と悩ましいマイナンバー管理をする上で、便利だと感じたことを記事にしました。
便利な資料収集
年末調整の資料収集する際、人事労務freeeで便利だと感じることのは、税理士事務所、会社の経理担当者ではなく、年末調整をされる本人が、スマホで控除証明書などを撮影し、クラウド上にアップ出来る点です。
スマホのアプリで年末調整の本人のデータ、証明書を作成することによって責任感が生まれると感じます。
自分の年末調整の還付額をきちんと計算出来ます。
紙ではなく、スマホやパソコンで操作が出来るため、クラウド上でデータ・証明書類の管理が出来るため便利な機能だと思いました。
進捗確認
人事労務freeeでは、以下のスライドのように、従業員の方の資料収集状況、入力情報、管理者のチェック情報が確認できるため、進捗確認が出来ます。
進捗が進んでいなければ、本人や経理担当者の方に認定アドバイザーから連絡をし、進めて貰えるので進捗管理が楽だと感じました。
マイナンバー管理
最後にマイナンバーの管理ですが、本人がマイナンバーを入力し、必要なマイナンバーカードなどの写真をアップロード。
会社も認定アドバイザーの税理士も見る事が出来ないということでした。
マイナンバーの管理がずさんだと刑事罰を科されることもあるため、マイナンバーの管理は、危機管理として大事なものとなってきます。
そのため、本人以外見ることがないマイナンバー管理freeeの機能は、とても便利な機能だと思いました。
手書きのマイナンバーが書かれた書類を金庫に大事に保存することもなく、余計な手間が省けます。
また、以下では帳票がどこに作成されるのか教えていただきました。
まとめ
人事労務freeeは、以下の点で便利です。
- 資料収集
- 進捗管理
- マイナンバー管理
紙からクラウドで行うと個人データ・控除証明の写真が保存されるため、年末調整の時短が出来るだけでなく、マイナンバーなどの重要情報の危機管理も出来ることになります。
もちろん、本人入力ではなく、経理担当者や認定アドバイザーが入力する方法もまだ出来ますので、ユーザーとしては、選べるところがよいです。
ただ、出来れば本人入力で一気通貫。人事労務の時短経理で経営改善。
紙ではなく、人事データから他のアプリと連携することによってさらに効率化が出来るようになります。
まずは、今年の確定申告分からクラウド会計を検討してみてはいかがでしょうか。
■編集後記
freeeは、12月に東証マザーズに上場するとのことでした。
上場時の時価総額が1,000億円にのぼるということで、東証マザーズで今年一番の大型上場になりそうです。
これからクラウド会計ソフトの使い勝手が良くなり、フリーランス・小規模事業者の方の経理がさらに便利になるとうれしいです。
人事労務freeeの後は、税理士が申告freeeで電子申告まで出来るとのことでした。
一気通貫してさらに便利になりそうなので、上手く使っていこうと思っています。
■「1日1新」
人事労務freee
freeeのイベントの記事は→こちら