消費税の複数税率でレシートが複雑になりました。4年後は、インボイス制度が始まります。STREAMEDでスキャンし、クラウド会計でデータ連携することで時短経理ができるようになります。STREAMEDの便利な使い方について記事にしました。

※持ち運びやすいスキャナー ScanSnap iX100
STREAMEDとは?
STREAMEDとは、領収書、請求書(支払)、通帳、クレジット明細、現金出納帳をスキャンし、翌日に仕訳データを作成してくれるサービスです。
対応できる会計ソフトは、国内の約20社です。会計ソフトの仕訳データに変換することができます。
オススメは、データ連携に強いMFクラウド、freeeです。
個人事業主の料金は、
- プロプラン 月額基本料:1,950円(毎月100仕訳データ作成料含む) 追加料金:20円(101仕訳から1仕訳ごと)
- プロプランライト 月額基本料:300円(毎月5仕訳データ作成料含む) 追加料金:30円(6仕訳から1仕訳ごと)
法人の料金は、プラン1つです。
- 月額基本料:9,000円
- 追加料金:20円(101仕訳から1仕訳ごと)
※上記税別の料金
今までは、証票綴りに綴じたり、貼ったりでした。そして、会計ソフトに入力。
今後は、前の日の証票をSTREAMEDにスキャンして、クリアボックスに入れる。翌日仕訳データを会計ソフトに取り込むだけとなります。
複数税率・インボイス制度では、消費税を、8%と10%と分けて仕訳をしなければなりません。STREAMEDでは、税率ごとに仕訳データを作成してくれます。
コストはかかります。ただ、今まで経理のやり方だと、2倍時間がかかるところ、時短経理ができるメリット。
その後、クラウド会計と連動すると、部門・商品・お客様ごとのカテゴリーごとに分析が出来ます。
時短経理で経営分析が出来るのが、STREAMEDのいい所だと考えます。
複数税率レシートを読み込むとどうなるか?
最近レシートが煩雑になりました。複数税率のためです。
軽減税率の8%の消費税のもの。税率10%のもので合計し、両税率の総計まで記載されているからです。
この点、STREAMEDだと税率ごとに分けて仕訳データを作成してくれます。
今までは、仕訳1本だったものが、2本になる。単純に2倍に経理する手間が増えます。
顧問先の経理の方からこのような問い合わせがありました(卸・小売り・簡易課税ではない)
経理の方「従業員が立替のレシートを持ってくるんですが、8%・10%入り乱れてます。
簡便的にどちらかの税率にすることはできますか?」
私「残念ですが、出来ません。税率ごとに分けて仕訳をお願いします。」
経理の方「・・・・・」
経理の方の沈黙は、深いものでした。
このような場合に、STREAMEDを使うことで時短経理が出来るようになります。
時短経理で浮いた時間で、経営分析に時間をかける事が出来るのです。
インボイス制度でなぜ威力を発揮するのか?
インボイス制度が始まると、さらにレシートが煩雑になります。
現状では、税込の8%と税込の10%のそれぞれの合計額。そして総計が必要です。
2023年10月のインボイス制度の導入後は、1取引ごとに以下の金額を分ける必要があります。
- 税抜金額8%
- 税抜金額10%
- 8%消費税
- 10%消費税
複数税率で仕訳が2倍に増える上に、税抜金額の税率ごとの集計。
消費税の税率ごとの集計。そして、それらの合計・総計を出さなければなりません。
税込金額を入れて、自動税抜をするということが出来なくなるため、経理の効率化は必須といえると考えます。
2019年の9月前にキャッシュレス還元のキャンペーン・POSレジ補助金など駆け込みがありました。
次は、インボイス制度。インボイス制度にまつわるキャンペーン・補助金・ツールの駆け込みが起きる可能性は高いです。
STREAMEDなど必要な経理のインフラを整えることで、今のうちから経理を効率化し、ビジネスを加速することが出来ます。
まとめ
私の考えは、次のデータをクラウド会計ソフトに連動し、時短経理をすることをオススメします。
- 現金(Excelデータ)
- 通帳
- クレジットカード
- 請求書(売上)
- POSレジ
- 経費精算(スマホ写メ読込)
ただし、1は、初年度は、今まで通り手書きでSTREAMEDを利用。
6は、慣れる迄、STREAMEDを利用する。
クラウド会計導入時のハブとして利用する。不都合がありば、やはりSTREAMEDを利用した方が良いと思います。
STREAMEDを利用して、時短経理・経営改善をしましょう。
複数税率・インボイス制度のレシートは、自動化が進まなければ、たいへん苦労しますので。
■編集後記
昨日は、終日、税理士会の研修会でした。内容は、「最新金融商品の基礎知識と税務上の留意点」についてでした。
一部の公社債の課税関係の改正から暗号資産(仮想通貨)まで、様々な金融商品の税制をまとめて再チェックすることが出来て、勉強になりました。
今後、いくつか面白そうな内容をブログで記事にしたいと考えています。
■「1日1新」
2品選べるランチ うみの食堂 福岡パルコ店

インボイス制度前に法人成りすることのメリットについては→こちら