持続化給付金の要件が決まりました。どのような要件を満たす、法人・個人事業主が、どのような申請書類を準備するべきか?給付金をどのように活かすのか?について考えました。
持続化給付金の要件は?
給付額
持続化給付金とは、新型コロナウイルス対策の影響により事業を継続していくため、国からの助成される給付金のことです。
法人は、200万円。個人事業主は、100万円を限度として、給付されます。
売上減少分の補填として、給付される給付金です。
売上減少分の計算方法は、以下の通りです。
前年の総売上高(事業収入)-(前年同月比マイナス50%の月の売上×12ヶ月)
※上記を基本としつつ、昨年創業した方などに合った対応も引き続き検討予定
前年同月比の売上は、2020年の3月だったり、4月を12倍することになります。
業種によって、売上の底は、違いますが、2020年4月の緊急事態宣言後が、
色々な業種の法人・個人事業主の方の売上の底であることが多いです。
支給対象
新型コロナウイルス感染症の影響により、
- 売上が前年同月比で50%以上減少している方
- 中小企業・フリーランス・個人事業主の方
- 医療法人・農業法人・NPO法人・社会福祉法人など幅広く対象
となっています。
中小企業 金融・給付金相談窓口は
0570-783-183
(平日・休日 9時~17時)
です。
おそらく、早ければ2020年の3月、または、4月が売上減少のピークになると思います。
3月または、4月の12ヶ月分と前年の売上を比べて、どれだけ売上の減少があるのか?
法人・個人事業主の方は、証明書を提出し、給付金を得るべきです。
個人・法人の提出すべき書類は?
申請・給付はいつから始まるか?
2020年の4月末ごろに、給付金の申請書のフォーマットが発表されます。
申請書を提出後、2週間で国は、給付金を振り込むということです。
※申請者の銀行口座宛に
法人の方
法人の方は、以下の書類を揃えてください。
- 住所
- 口座番号
- 通帳写し
- 法人番号
- 2019年の確定申告書の控え
- 減収月の事業収入額を示した帳簿等
個人事業主の方
個人事業主の方は、以下の書類を揃えてください。
- 住所
- 口座番号
- 通帳写し
- 本人確認書類
- 2019年の確定申告書類の控え
- 減収月の事業収入額を示した帳簿等
※今後、より簡便的に給付するために、変更・追加の可能性があります。
申請方法
Web上での申請を基本とする。
必要に応じ、感染症対策を講じた上で、完全予約制の申請支援(必要情報の入力)を行う窓口を順次設置。
持続化給付金をどのように活かすか?
持続化給付金は、4月の下旬から開始されます。
給付は、5月の中旬ごろです。
その前に行うことは、
- 日本政策金融公庫の無利子・無担保貸付
- 雇用調整助成金
- 納税猶予の特例
です。
正直、事業規模の大きい方にとっては、法人の200万円・個人事業主の100万円の給付は小さいものかもしれません。
ただし、給付を得られるのに、申請を忘れること、自暴自棄になり、投げやりになっては、いけません。
必ず受け取るべき、給付です。
2020年4月の売上データ・請求書・総勘定元帳は、税理士が管理しています。
ぜひ、内にこもらずに、声を上げてください。
必ず、支援いたします。
まとめ
やっと持続化給付金についての概要が発表されました。
安部首相の「簡便的に、早期に、給付金を提供する」という言葉の通りになると良いと思っています。
日本政策金融公庫の無利子・無担保の貸付については、ご相談が殺到しています。
お気持ちは分かりますが、殺気立たずにお待ちいただけると助かります。
また、雇用調整助成金は、社会保険労務士さんをご紹介いたします。
こちらも2ヶ月ではなく、1月以内、提出書類も簡便にするということで、調整がなされています。
ご依頼があれば、必ず対応します。
国もGDPの20%を助成にまわすということです。ご依頼いただけましたら、
必ず対応します。
殺気立ちませんよう、お願いいたします。
編集後記
今年は、新型コロナウイルスの影響で4月16日が所得税の確定申告の期日となっています。
やっと、本日、最後の申告が終わりました。
ただ、新型コロナウイルスの対応、法人の3月決算でこれから忙しくなります。
体調管理には、気を付けて、法人・個人事業主の方の背中を押していきたいと思っています。
本日は、ZOOMでの所得税の確定申告の報告、確定申告の電子申告、新型コロナウイルスの対応
新規のお問い合わせの対応という一日でした。
1日1新
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